2008.01.09 Wed
映画がレンタル出来ず、原作を購入です。ミステリー好きですが、実は京極夏彦、初購読です。
それにしても、本当に分厚い。ミステリーは解決が気になるので一気読みですが、初めて一気読み出来なかった作品です。
ネタバレ感想はmoreよりどうぞ。
※詳細は画像クリックで見れます。
主人公・関口が、先輩・藤牧から預かった恋文を渡した相手、
そして、藤牧が逢瀬を重ねた相手は、姉の涼子だろうとは、
ミステリー好きなら途中で気づくと思います。
だけど、それが涼子じゃなく、第二の人格「京子」だった。
更に、多重人格だったことが予想外で面白かったです。
単純に、涼子が恋人の子を産み、その子が異常児だったショックで、
他の子供をさらって殺していた、というだけの話なら、わたしは次の
京極シリーズを買わなかったと思います。
意外だった点、
・子供をさらったのが、涼子の第二の人格である「京子」
そして、殺したのが第三の人格である「久遠寺の母」だったこと。
それぞれ違う人格がいて、それぞれの役割を果たしていたこと。
・菅野博行というロリコンが、子供時代の涼子を凌辱したことが原因で
涼子が二重人格になったこと。
・妹・梗子の異常妊娠は、単なる「想像妊娠」だった。
・藤牧を本当に殺したのは、第三の人格「久遠寺の母」だった。
でしょうか。
悲しかったのは、妹・梗子と、その夫・藤牧の擦れ違いです。
梗子は、夫が、昔、姉と関係があったことを知らないし、夫・藤牧は、
昔の恋人は妻・梗子と思ってるから、話が通じない理由が分からない。
通じない理由を、夫は自分が戦争で不能者になったせいと思いこんで、
悲劇が起きたわけですね。
もっと『夫婦』として話せていたら、悲劇は避けられたかも知れません。
でも、涼子を梗子と間違えた時から、ボタンの掛け違いが起きていた
わけですが。
久遠時の姉妹はどちらも被害者のように思えます。
妹・梗子は普通の娘で、姉・涼子は子供の頃の凌辱のせいで、
人格分裂を起こした。
涼子が犯罪を起こしますが、可哀想だと思ってしまいます。
涼子が人格分裂を起こすところ、「催眠」(松岡圭祐)ぽいですね。
慣れると、あの戦後の時代背景と独特の口調も面白いし、
予想外の展開もいくつかあって、悲しいけれど楽しめました。
そして、藤牧が逢瀬を重ねた相手は、姉の涼子だろうとは、
ミステリー好きなら途中で気づくと思います。
だけど、それが涼子じゃなく、第二の人格「京子」だった。
更に、多重人格だったことが予想外で面白かったです。
単純に、涼子が恋人の子を産み、その子が異常児だったショックで、
他の子供をさらって殺していた、というだけの話なら、わたしは次の
京極シリーズを買わなかったと思います。
意外だった点、
・子供をさらったのが、涼子の第二の人格である「京子」
そして、殺したのが第三の人格である「久遠寺の母」だったこと。
それぞれ違う人格がいて、それぞれの役割を果たしていたこと。
・菅野博行というロリコンが、子供時代の涼子を凌辱したことが原因で
涼子が二重人格になったこと。
・妹・梗子の異常妊娠は、単なる「想像妊娠」だった。
・藤牧を本当に殺したのは、第三の人格「久遠寺の母」だった。
でしょうか。
悲しかったのは、妹・梗子と、その夫・藤牧の擦れ違いです。
梗子は、夫が、昔、姉と関係があったことを知らないし、夫・藤牧は、
昔の恋人は妻・梗子と思ってるから、話が通じない理由が分からない。
通じない理由を、夫は自分が戦争で不能者になったせいと思いこんで、
悲劇が起きたわけですね。
もっと『夫婦』として話せていたら、悲劇は避けられたかも知れません。
でも、涼子を梗子と間違えた時から、ボタンの掛け違いが起きていた
わけですが。
久遠時の姉妹はどちらも被害者のように思えます。
妹・梗子は普通の娘で、姉・涼子は子供の頃の凌辱のせいで、
人格分裂を起こした。
涼子が犯罪を起こしますが、可哀想だと思ってしまいます。
涼子が人格分裂を起こすところ、「催眠」(松岡圭祐)ぽいですね。
慣れると、あの戦後の時代背景と独特の口調も面白いし、
予想外の展開もいくつかあって、悲しいけれど楽しめました。
tag:本
- at 16:45
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