2008.01.22 Tue
シリーズ第5弾。第4弾「文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)」と立て続けに読んでしまいました。
飛ばし読みもいいところで、理解は少ないと思います;
でも、コレは読む前から、食指が動かなかった作品です。
「絡新婦」=「女郎蜘蛛」、あまりいいイメージがありませんので。
では、ネタばれ感想を・・・ ※詳細は画像クリックで見れます。
今回の話の骨子は、『男女の性』だったんでしょうか。
織作葵達、女権運動家達はもちろん、関わった加害者・被害者の根本に
『男女の性』として抱える問題がありました。
あ、目潰し魔・平野祐吉だけは「白粉アレルギー」のせいだったけど。
でも、彼も病気と診断され治療を受けていたなら。
妻の不倫がきっかけのようなものだから、男女の性の影響をうけた一人
なのかも知れません。
これも、また、最初に犯人が明らかになるパターンです。
前作「文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)」もですが。
「あなたが―蜘蛛だったのですね」で始まり、その一文で終わる。
意味不明で読んでいた冒頭に、一文で引き戻される、ループです。
これこそが、蜘蛛の張った糸のようです。
でも、この最初に犯人が登場して会話するパターンはどうも・・。
口調や川島喜市との関わり、京極堂の「彼はむしろ感謝していた」
というセリフから、ラスボスは茜なのかな?と、気づきますよね。
こういうのって、大体、目立たない大人しい女がラスボスだし。
学院の売春グループの主犯格も、『織作碧=天使のような崇拝の的』
だろうな、と読んでいてなんとなく気づきます。
ただ、
・呪わしいとも思える織作家の女達がされてきた歴史
・その夫たちがしてきたこと
・加害者達の心、織作家の女達との関わり
などの事実解明は、京極堂の言葉じゃないと分かりませんが。
絞殺魔の杉浦が、第2弾「魍魎の匣―文庫版 (講談社文庫)」の
被害者・柚木加菜子と面識があって影響を受けたのも意外でした。
既出の人物を、後からうまく絡ませて話に膨らみを持たせる手腕ですか?
もし、伏線だったら、京極夏彦、恐るべしですね。
犯人は、織作家の祖母・五百子と思わせておいて、冒頭につながる。
犯人の茜は、自分の居場所が欲しかったと言った。その為にしたことだと。
それは、何年前から考えていたんだろう?
結果、得た居場所は心地よいものだったんだろうか。
張った網がどう発動するか、どういう結果をもたらすか、を彼女自身が
分かっていなかったと京極堂が言っていても、やりきれないカンジがします。
あまり後口がいいとは言えない作品でした。
織作葵達、女権運動家達はもちろん、関わった加害者・被害者の根本に
『男女の性』として抱える問題がありました。
あ、目潰し魔・平野祐吉だけは「白粉アレルギー」のせいだったけど。
でも、彼も病気と診断され治療を受けていたなら。
妻の不倫がきっかけのようなものだから、男女の性の影響をうけた一人
なのかも知れません。
これも、また、最初に犯人が明らかになるパターンです。
前作「文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)」もですが。
「あなたが―蜘蛛だったのですね」で始まり、その一文で終わる。
意味不明で読んでいた冒頭に、一文で引き戻される、ループです。
これこそが、蜘蛛の張った糸のようです。
でも、この最初に犯人が登場して会話するパターンはどうも・・。
口調や川島喜市との関わり、京極堂の「彼はむしろ感謝していた」
というセリフから、ラスボスは茜なのかな?と、気づきますよね。
こういうのって、大体、目立たない大人しい女がラスボスだし。
学院の売春グループの主犯格も、『織作碧=天使のような崇拝の的』
だろうな、と読んでいてなんとなく気づきます。
ただ、
・呪わしいとも思える織作家の女達がされてきた歴史
・その夫たちがしてきたこと
・加害者達の心、織作家の女達との関わり
などの事実解明は、京極堂の言葉じゃないと分かりませんが。
絞殺魔の杉浦が、第2弾「魍魎の匣―文庫版 (講談社文庫)」の
被害者・柚木加菜子と面識があって影響を受けたのも意外でした。
既出の人物を、後からうまく絡ませて話に膨らみを持たせる手腕ですか?
もし、伏線だったら、京極夏彦、恐るべしですね。
犯人は、織作家の祖母・五百子と思わせておいて、冒頭につながる。
犯人の茜は、自分の居場所が欲しかったと言った。その為にしたことだと。
それは、何年前から考えていたんだろう?
結果、得た居場所は心地よいものだったんだろうか。
張った網がどう発動するか、どういう結果をもたらすか、を彼女自身が
分かっていなかったと京極堂が言っていても、やりきれないカンジがします。
あまり後口がいいとは言えない作品でした。
tag:本
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